2006年 保険改正で 最後の防波堤が 崩れた!!!!  

1. 噛み合わせの治療  第二段階  接着性スプリント治療
 (プラスチックを接着剤で,噛み合わせの低い歯に貼り付ける治療,第二段階の治療  <</span>別名  ダイレクト・スプリント治療 >

 噛み合わせのバランスをとるために,アゴの安定のために,パパパパと弱く小さく噛んで検査し,高い歯を削るのではなく,接触の弱い低い歯にプラスチックを接着剤で貼り付ける治療をすすめます.接着剤を用いて歯の上に小さなプラスチックを貼り付けるため,ほとんど歯を削らずにする事も,ここ10年から20年近く前から,簡便にできるようになってきました.(個人差がありますが,歯ぎしりやくいしばりの多い方は,早期に摩耗や破折することもあります)
 以前は,第一段階のマウスピースのようなプラスチックのスプリントを合わせて,外して,その直後に,強く当たる高い歯を,削って 何とかバランスを取るように試みました(歯を削る咬合調整の治療)  削る治療は,一部の方には,効果がありましたが,時になかなかうまくいか無いこともあります.削って水がしみるようになり,痛みがでたり,高くぶつかる歯が,わかりにくく,かなり限界があります.
 また,歯の当たりが低く弱いときは,時に歯を削って歯の形を取って,銀歯にして 高く作る.歯を削るのも,銀歯にするのも,いやなものです.
 そのため,歯を動かす歯列矯正を勧められることもあります.

1
高い歯を削るか?  自分の歯は けずりたくない 
2銀歯にするか?   歯を削ることになる
3矯正で歯を動かすか?  保険適応しない
4 低い歯を足すか?  
 歯列矯正に使う強力接着剤でプラスチックを 少しずつ 違和感が少ないように心がけ張り付ける むし歯でないから保険適応しない
5. 従来から行われているスプリントを 時々入れるだけの治療で経過を診るか ? スプリントで効果がある方は,外すと不安定を強く感じる.

 あなたは,どんな治療をご希望し選択しますか?

2.噛み合わせ治療における保険適応についての 現実

 保険診療は,スプリントというプラスチックを,夜間中心に使用し,月に一回調整する.効果があるかどうか 確かめる.
むし歯の治療では「むし歯」という病名(C,pulL,per)で,プラスチックを貼り付ける治療は,一初診に一回だけ保険で治療できます.

しかし,「咬み合わせ不安定症,低位咬合,顎関節症」という病名では,噛み合っていない低位の歯に,プラスチックを歯に貼り付けて,何度も,低い歯に,プラスチックを追加して,足したり調整と修正,補正する治療は,今は,残念ながら保険適応していません.病名が「むし歯」ではないためです.
 この接着性スプリント治療(プラスチックを接着剤で,噛み合わせの低い歯に貼り付ける治療)は,病名 「低位咬合,顎関節症」であり,むし歯ではないのです.
病名 「低位咬合,顎関節症」では,噛み合わせの検査で 低い歯にプラスチックを足す治療は,保険では認められず,査定されます.
何度に渡って 少しずつ,接着させプラスチックを付け足し,修正する必要の方もいます.しかし,保険適応しません.診療室で持ち出しでは 治療できません.
(昭和62年厚労省の高度先進医療に指定.「顎関節症の補綴学的治療」として,補助金が 一部の大学病院に出ていました.東北大学病院は, 採用されていませんでした)
20年以上前から 保険に 正式に 採用されることを 現在も待ち続けています.しかし,2010年に 廃止になりました.
また, 噛み合わせの検査(EMGバイオフィ-ドバック誘導検査,咬合光透過検査など)も いまだ保険適応していません.
以前は,一部の患者さんのみに,ボランティアとしてサービスで行っていました. 
他の歯科医師からは,丁寧な噛み合わせ治療が必要なのか.今までより10倍以上精度の良いバランスの噛み合わせが,大切なのかと疑問視されることも時にあります. くいしばらない暗示療法,認知行動療法を勧められます.咬み合わせの検査は,どこの歯科医院でも行ってはいません.患者さんが,治療を選択することです.水平的な歯並びをきれいにするだけでなく,上下の噛み合わせも診察する噛み合わせの矯正専門医は,必要だと考えています.


3. 保険改正 2006年の悲劇  最後の防波堤

 2000年から保険の改正ごとに,医療費削の減政策で,かなり治療費が削減されました.噛み合わせの治療は,保険にないのですが,一部の患者さんに,ボランティアとして,診療所で自腹を切って勉強だと,修行だと思って,がんばってきていました.それは,第一段階のマウスピースのタイプのスプリントの調整料が毎回 認められていたためです.ここが,何とか踏ん張る最後の防波堤でした.しかし,2006年より,スプリントの調整が月一回となり,かなり削減されました.このとき,歯科の専門医の一部は,「噛み合わせ治療の,最後の防波堤が壊れた.保険では,完全に無視された,切り捨てられた」と.全身的な脳・心臓の疾患のリハビリの治療制限は,マスコミでも取り上げられましたが,歯科医師会でも患者さんの間でも,ほとんど取り上げられませんでした.歯科医師の中でも,専門学会でも治療への考え方がまとまっていないため,またこの治療(接着性スプリント)する専門医が少ないため,少数意見は,取り上げられ無いのかと思われます.専門学会でも 強い反対意見が出たのですが,マスコミや社会を動かすまでにならなかったのです.2006年に,保険の最後の防波堤は崩れました.

4.「噛み合わせの治療」と「歯列矯正の治療」の違い

 歯列矯正は,上顎前突(出っ歯)や下顎前突(受け口)などで「噛み合わせの水平的(二次元)な治療」です. 1ミリ単位の治療です.歯列矯正は,数年かかり,数十万円かかります.
成人矯正後にこの接着性スプリント治療が必要な方がいます.
 噛み合わせの治療は,「垂直的(三次元)の治療」で,1ミリ単位の精度のバランスではなく,100分の1ミリ単位の精度の治療です.咬合紙という赤や青い紙の厚さ,紙一枚を感じる方が多く,敏感なものです. 患者さんによっては,姿勢で噛み合わせが変化し,寝たときと,起きたときでも噛み合わせが違ったり,あくびをしたら,また違う方もいます.時間をおくと 変化し,かなり敏感に気になる方もいます.そのため時間がかかり,かなりの根気がいる患者さんの方もいます.ときに修行だと思うような時間のかかる方は,難しいです.関節が変形して収まりが悪くなっているのです.時間を入れますと,3次元だけでなく四次元的なバランスを診ていきます.

5.噛み合わせ専門医は,少なすぎる!!
歯科医師100人に 一人くらいいますか? 低い歯にプラスチックを接着して治療をしてくれる,「噛み合わせ専門医」は,歯科医師の中で,本当に不足しています.手間がかかり,面倒で,正式には,保険で費用が算定できないためと思います.治療してくれる専門医が本当に少ないために,歯髄炎の痛みのような強い痛みが出る病気で無いため,直接的に死に関係しないため,なかなか,保険適応にならないのかもしれません.歯列矯正も一部を除き,保険適応になっていません.保険診療のみをご希望の方は,大変申し訳ありませんが,厚生労働省の補助金のある大学病院か国立病院・医療センターなどでの診察をお願いします.「歯列矯正の専門医」よりも「噛み合わせ専門医」の歯科医師は,本当にかなり少ないです.ご理解していただき,ご希望なさる 患者さんのみ 診察と治療します.あなたは,どんな治療を選択しますか?

  

2006年4月 保険診療 問題点



 現実には 第一段階のスプリント治療でさえも,きちんと研修が大学教育の中で不足しています.
厚労省と日本歯科医師会は,歯科治療には,直接は死に直結していないためか,ここ30年 医学が進歩しても 新技術の採用は 歯科だけ行われていません.
 いままでは,保険診療に採用されていない治療も,採算を度外視して,ガン張ってきましたが,もう限界と,若い医師ほど,勉学しなくなり,保険に採用された治療のみの勉強になっています.
顎関節症
(咬み合わせ不安定症候群)のリハビリ的な保険診療は,続けられない,
「歯科の保険診療は もう死んだ,限界です.病院の歯科は,不採算でリストラされる」
「理不尽な保険改正は,保険医をやめろというのか」
専門医ほど,悲鳴を上げています.
専門医は,保険で治療してあげたいのですが,保険では治療できない.

厚労省は,医療費がないと言って,その責任を医師と患者さんに押しつけている.大変悲しい現実です.

顎関節症の噛み合わせからのリハビリ治療の
現在の問題点をまとめてみた

一言では  
20064月 問題点保険診療は より制限されていて  保険では スプリントの調整のみ
 歯科医師側も 専門の咬合医学の臨床研修をうけていない
 大学教育も 遅れている 患者さんが流れてくる            
 
患者さんのその場限りの 物見うさんな人が時々いる..

顎関節症の患者さんは,時に被害者意識が強く,
 治療にいっては, 歯を削られ,歯科医師に 今まで 期待に裏切られ 不信感が強い.

     
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顎関節症の噛み合わせからのリハビリ治療の

2006年4月 問題点



なぜ 歯科医師も 患者さんも こんな 社会保障を削られて 一部負担金が 増えただけでなく
 保険診療から 治療内容が 少しずつ 削られていることを知らないのだろうか.
 
  

なぜ ストライキや百姓一揆を起こさないのか !



小泉内閣の郵政民営化の衆議院解散みたいに,反対意見を言うと,当て馬を当てられ,叩かれるのが怖いのか
トップダウンだけでは 下の意見は 無視される.
価格据え置きだけで  
 
限界の歯科保険診療 ワーキングプアだ. 歯科の保険診療は,死んだのか ?

まず 

2006 歯科の保険制度の問題と限界

 

1. 噛み合わせの検査と調整と補整に必要な装置マウスピース(スプリント )が 一個だけしか認められていない



患者さんの状態によりいろいろであり 小さいミニスプリントを 
何回も作ることが 必要なこともあるが 保険適応にならない.
  スプリントは厚いと強度があるが,異物感が強く,入れてられない. 
発音も考慮して薄く製作するが,薄いと時に破折してしまう.
スプリント製作調整の費用  
34710円 初診 一回のみ
専門医でも 多数の患者さんに必要があって スプリント製作しても,
月に作るスプリントの数が多いと,本当に必要かと言われたり圧力をかけられたりする.


2,スプリントの調整が 月一回しか認められなくなったこと

 
2006年より 3660 ( 2200)
  解釈上は,必要性が認められず,しなくても良いとのこと.
またスプリントを調整しても,今までのように費用は,ださないとのこと
20064月以前は 毎回 認められていた.

咬み合わせの検査も認めず,スプリントの調整も無しですか.トホホホ.
もう国の政策は,噛み合わせの治療は,切り捨てです.
再診料のみの 38点 3割負担120円で 何を 何分たらよいか .
 完全な切り捨てです.
治療ごとに,スプリントを利用してカチカチやパパパハのタッピングの安定を検査して調整が毎回必要である
 噛み合わせは 毎回違うので 微妙に 丁寧にスプリントを調整する必要があるが,保険では,未だ採用されていない.
(高度先進医療として)

3 噛み合わせの検査 保険では まだ 採用されていない. 

 

 (高度先進医療か? 昭和62年から 待っているのに   本当に ?? )


咬み合わせの検査で,高い部位の歯を削る処置のみは,保険には一応あります.高いときのみです.
歯の接触状態の 噛み合わせの検査や 低いときに 足して修正する治療は, 保険には 今までもないし,未だ採用されていない. 

20年以上 保険診療に入ることを 待ち続けている検査
* 歯の型を採っての模型検査  (高度先進医療?)
*
EMGバイオフィドバックのシリコンチェックバイト検査
*プレスケール 咬合圧検査
*EMGバイオフィドバックにおける咬合紙光透過接触検査 一番必要な検査 

4..接着を利用しての添加する修正治療/ ダイレクト・スプリント DOS 二次治療が 保険では,まだ採用になっていない


噛み合わせが まわりより 低く 足すとき
穴が開くくらいの薄いスプリントを調整して安定したら
スプリントを外したらより不安定でかみ合わないことが結構ある.
再発しにくくするため,外したときに症状が出やすい時は,より安定した状態の時の
 噛み合わせの状態を検査し,接触状態をより多くして 安定させるため,歯を削らずに接着剤でプラスチックを足す添加の治療
/二次治療が多々必要である. 検査と治療が 未だない.大学教育が足りない.

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歯科医師側の 問題点  大学教育の問題点が大きい噛み合わせの 得意なリハビリ専門歯科医師が 少ない



1.多くの歯科医師は,スプリントの調整が苦手である 
噛み合わせが不安定で カム位置が落ち着かないと 何度か 調整に手間がかかる.
根気よく 丁寧に調整を繰り返さないといけない. 
毎回 より安定するように ベターをねらって 根気よく調整します.大変疲れます.
関節が変形して 緩くなってクセが強いと 時間がかかります. 時になかなか落ち着きがよくありません.

2.スプリントは,できるだけ薄く作りたいのだが,

3. 顎関節症の原因は,奥歯が低いからと思っている.
 奥が低い事もあるが,高くて不安定なことも多数ある.全体のバランスが良くないことが,圧倒的である.
できるだけ薄く 穴が開くほどの最小限の厚さで, 効果が出るか確かめます
長く入れてられる装置が必要ですが,たしかに薄いと破折しやすくなります.異物感を減らし,長く入れてアゴの安定感をと症状が軽減するかを 診ます 

4.噛み合わせの検査の前に 丁寧にスプリントを調整して,
外した直後にどう接触しているか検査していない.大学教育が足りない.

5.顎関節症の症状は, 関節と関節雑音だけで,噛み合わせが不安定なための
首の痛み,頭痛,背中の痛み,
自律神経失調症的な症状は,よく分からないので,関わりたくない.
本当は 研究しないといけないのに.
噛み合わせの検査が,一般的に普及していない 確立していない.

6. ストレス学説をとり,噛み合わせ否定論の教育を受けて,噛み合わせを調べないし,スプリントも製作しない歯科医師が 多数いる.
咬み合わせよりストレスとして考える一部の口腔外科やアメリカの学説を信じている.

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多くの歯科医師は,ムシ歯の治療とその後冠をかぶせる治療,歯肉から出血する歯周病,,歯のないところに義歯とインプラント,歯並びを修正する歯列矯正を勉強し研修してきている.
多数の歯科医師は, 歯のあるときの 噛み合わせの検査とリハビリの研修を受けていない.歯があると それなりに 咬んでいるから.
自分の歯がある時に,どのように接触し,どのように問題点があり,どのようにして修正すると楽にうまくいくかというリハビリ咬合の研修を受けていない.個人固有の正常咬合と呼んでいるが.
弱く速く小さく咬んだとき,奥の歯が,しっかりと接触し,ガチンと中央で 毎回安定して接触して欲しい. 
一次治療としてのスプリントの調整のみで,低いところを足すという接着方法でのの添加での修正する二次治療がうまく研修されていない.足せない.
極小タッピングの時の中心窩接触咬合,リンガライズド・オクルージョンが,噛み合わせの基本になっていない.

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小生が 反対している

バイオプレート40万円 テンプレート30万円

という
 奥だけを高くした  高額な装置の治療となり.副作用がかなり出ている. 
広告は すごくしているなあ. かなり 宗教的である.

スプリントが 低くても 長く入れて よくかむと 症状は 軽減する事が多い.
スプリントや装置を高くすると,アゴが左右前後にぶれにくくなり,症状が一時的に軽減しやすい
スプリントを,低くしたままで,バランスが採ることは,アゴが左右前後にぶれやすく,安定しにくく 調整が面倒になる.顎の関節が変形して,クセが強く,いろいろとテクニックがいる.
高いと一時的に軽減することもあるが,その後の二次治療がしにくくなる.臼歯部の沈下が起こり,スペースが 副作用みたいに 広がる報告がある. 奥の歯にだけ覆っている装置で,全部の歯を覆っていないとき,そして 奥の歯だけが 高い装置に起こりやすい.
20044月 現在です
  保険制度の改正で 変更される場合があります

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かみ合わせの治療は,高度診療としてまだ何処の診療室でも一般的に行われていません.
本格的に治療する医師と診療室が少ないためです.
高度診療として扱いで,専門学会のガイドラインに従った治療は,そのため制限されています.
健康保険には,残念ながら限定的にしか適応しておりません.

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厚生労働大臣様 中医協会長様  

日本歯科医師会会長様


 検索
< 高度先進医療 厚労省 > 先進医療 

昭和
623月に指定した「顎関節症の補綴学的治療」を保険診療に 早く入れてください
20年以上待っています.歯科の治療は,今の保険では,質的に保証しにくいです.残念です.

http://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/isei/sensiniryo/index.html
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厚生労働大臣様中医協 会長様日本歯科医師会会長様

国会議員の皆様

 歯科の保険治療は,もう 「治療の質」を維持できません.とくに 噛み合わせの治療は,悲劇的です. 検査もありません.
治療は,高いと思われる歯を削るだけですか. 
このままでは,保険診療は 壊れて元に戻らなくなるでしょう.
歯科医師,歯科技工士,歯科衛生士になったことに,失望を感じ始めています.


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日本顎関節症リハビリ研究室 in 仙台
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川村歯科・かみ合わせ矯正歯科医院
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〒983-0023
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