◎ 顎関節症の補綴学的治療を先進医療から削除 


 
 中医協総会   2010年  1月27日     http://www.mhlw.go.jp/shingi/2010/01/dl/s0127-7d.pdf
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第163回中医協総会において、既収載の先進医療6技術が削除された。
歯科では、「
顎関節症の補綴学的治療(顎関節症(顎関節内障、下顎頭の著しい変形及び顎関節円板の断裂を除く。)に係るものに限る。)」が、平成20年改定に際して再評価した際に、「学会において2年以内に指針策定ができなければ廃止し、できれば更なる普及状況を見て保険導入を検討する。」との指摘があったにも関わらず、未だ指針の策定がされておらず、症例数の増加も認められないとして先進医療から削除された。


顎関節症の補綴学的治療(顎関節症(顎関節内障、下顎頭 の著しい変形及び顎関節円板の断裂を除く。)に係るものに 限る。)
顎関節症の保存的治療で、口腔機能解析システムで下顎位 を数量的に決定し、咬合面再構成装置を用いて咬合等の安 定を図る治療法。
効率性が従来と比べて低くなった。また、関連学会からも、有効でないとの見解がでてい る。
平成20年改定に際して再評価した際に、「学会において2年以内に指針策定ができな ければ廃止し、できれば更なる普及状況を見て保険導入を検討する。」との指摘があった にも関わらず、未だ指針の策定がされておらず、症例数の増加も認められない

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 資料


顎関節症の補綴学的治療
診療科   (かみあわせ補綴科)

適応症 : 顎関節症(咬合に起因すると考えられる顎機能異常(顎関節症)を対象)
主な内容: 本医療は,顎関節の雑音並びに疼痛,咀嚼筋痛および顎運動障害を主症状とする顎機能異常 (顎関節症)の患者に対して,高精度の顎運動測定器,顎関節X線撮影等を用いて正確で詳細 な顎機能診断を行い,この診断結果に基づいて咬合治療を初期,移行の格段階に分けて行うも のである。
顎機能異常の診断において顎運動を測定することは重要であり,ことに顆頭運動の測定は重要 な意味を持つ。また治療において,スプリント治療によって症状が改善した症例でも,最終的 補綴処理への円滑な移行ができないために症状が再発する場合がある。そこで,本術式におい ては,下顎任意点の3次元6自由度での高精度な運動解析が可能なディジタル方式顎運動測定 器(昭和61年2月,本学歯学部附属病院に設置済み)を用いて切歯点および顆頭の運動測定 を行い,咬合診査の結果等を参考にして顎口腔機能診断ならびに咬合診断を行なう。さらに, この診断を基に,顎口腔系に調和した咬合を段階的に付与し,最終的には顎機能異常の治癒に 至らしめるものである。特に本術式ではスプリント装置から最終補綴治療に移行するまでの移行的咬合治療を重視し,スプリント装置によって症状の改善が見られた後,この顎位を参考と しながら硬質レジン,あるいは金属なとによる接着性スプリントを装着する。これは通常のレジンスプリントに比べて違和感が小さいため,食事中も含め24時間の使用が可能で,さらに 大きな治療効果が望めるとともに,最終補綴治療への移行も容易となる。
また,本医療で使用する顎運動測定器については,切歯点に加え顆頭点を初めとする下顎任意 点の3次元6自由度での高精度な運動解析が可能であり,下顎安静位やタッピングポイントの
他,必要に応じて限界運動範囲,顆頭移動量および顆頭移動速度などの各種パラメータを指標 として,顎運動を客観的に診断するものである。この顎運動測定器を用いた顎口腔機能診断は,
治療開始時の病態の診断のみならず,咬合治療の評価,移行的咬合治療から最終的な咬合治療 への移行時期の判断などのために治療期間を通じて複数回行われる。
以上のような顎機能診断や移行的咬合治療によって正確に咬合を再構成し,顎機能異常を改善し, 術後の長期安定を図る。


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高度先進医療   高度先進医療とは  先端医療です
 まだ保険診療に認められていないため費用がかかります

医学の進歩は非常にめざましいものがあり、大学病院を始めとする多くの医療機関や研究機関においては、常に新しい診断法や治療法の開発が試みられています。新たに開発された先進的な診断及び治療法は、直ちにどこの医療機関でも行えるわけではありません。
 高度先進医療とは、高度の技術陣と施設設備を持ち、県知事から、特に認められた大学病院などで行う厚生大臣が承認した先進性の高い医療をいいます。高度先進医療そのものには保険が適用されませんが、この治療に付随する診査、検査、投薬、入院費及び一般的な治療については特定療養費として健康保険が適用されます。(一部負担金は、自己負担となります).
高度先進医療のうち、全国的にある程度普及・定着して適当と認められたものについては、健康保険が適用されるようになります。

 高度先進医療を受けることを希望する場合には、その治療を扱っている病院を調べて、担当医から診断、治療内容、費用等などについて説明を受け、十分に納得した上で同意書に署名をしてから治療を受けることが大切です。

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顎関節症の補綴学的治療
顎関節症の保存的治療で、口腔機能解析システムで下顎位を数量的に決定し、咬合面再構成装置を用いて咬合等の安定を図る治療法。

【適応症】
顎関節症(顎関節内障、下顎頭の著しい変形、顎関節円板の断裂を除く)


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高度先進医療「顎関節症の補綴学的治療」

大学歯学部病院では、高度先進医療「顎関節症の補綴学的治療」が承認され治療を行っています。
その概要を以下に紹介します。

対象となるのは、口が開きにくい、顎の関節や筋肉に痛みがある顎関節症の患者さんの内で、咬み合わせの異常が主な原因と考えられる患者さんです。
本治療においては、通常の術前の検査の他に、診断結果をもとに、正しい咬み合わせを段階的に作り治療を行います。

第1段階として、
スプリントといわれるマウスピースに似たプラスチック製の取り外しのできる装置を口の中に装着して、顎の関節や筋肉に対する負担を軽くし、症状の改善を図ります。

第2段階として、
硬いプラスチックなどの材料でできた
接着性のスプリントを歯に接着して咬み合わせの改善を図ります。
 このスプリントは、違和感が比較的小さく、食事中も含め
24時間使用できるので、よい咬み合わせの状態が常に確保されて、症状の再発を抑えることができます。

 以上の高度先進医療に引き続いて、さらに安定した修復物に変えたり、最終的なかみ合わせの改善を矯正治療で行うことがあります。

この高度先進医療に必要な費用は、約3万円〜19万円 (8万円の国からの補助金を入れないときは 27)となります。

この他に特定療養費として、この医療に付随する診察、検査、投薬や一般的治療の費用がかかりますが、こちらのほうは健康保険の適用となります。



キーワード 接着性スプリント 高度先進医療
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日本顎関節症リハビリ研究室 in 仙台
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