現在専門の歯科医学会では、 顎関節症、咬合関連症候群、咬合不安定症の悪化させる要因とは、単独ではなく、患者さんによりいろいろ重なっています.おもに4つの原因の複合型です.

  • 1,日中の無意識の噛みつづけるクセ/無意識のくいしばり/歯と歯をこすり合わせるグリグリ検査 =日中のTCH

  • 2,頬杖 寝方の悪さ うつ伏せ寝 枕が合わない など 姿勢や態癖の悪さで アゴに力がかかる  =態癖

  • 3.夜間の強いハギシリ・くいしばり/俗に悪いハギシリは200〜300キロの力で噛んで歯を壊す=夜のハギシリ

  • 4.上下の咬み合わせのバランスの悪さ/歯並びの悪さ/舌癖/口呼吸/開咬などの歯列不正 =歯と歯の接触の悪さ

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悪魔の夜の歯ぎしり 寝ても疲れがとれない  発覚!NHKためしてガッテン」
                                       2012年11月14日

 歯ぎしりは、音のしない隠れハギシリもあり、音の大きさと歯ぎしりの良し悪しは無関係 
 ビックリです。歯の破折だけでなく、 歯の痛み、頭痛、首の痛み、肩こり、腰痛、ひざ痛まで
(おもな内容)
・歯ぎしりには、悪い歯ぎしりである口破壊 歯ぎしりと全身破壊 歯ぎしり、そして良い歯ぎしりがある。

・良い歯ぎしり 歯ぎしりにより、逆流性食道炎や胃潰瘍を防ぐ
・悪い歯ぎしり 強すぎる力で噛むのが
口破壊 歯ぎしりにより、歯の破折・摩耗・破損が起こり、
             原因不明の歯痛、知覚過敏、歯が割れムシ歯、歯周病の悪化
全身破壊 歯ぎしりにより、頭痛、首の痛み、腰痛、肩こり、ひざ痛の症状が出たり、
筋肉が神経を圧迫し、めまい、視力低下、耳鳴りの症状が出たりする


    治療法は、マウスピースを入れる  悪い歯ぎしりは良い歯ぎしりに変えるのが治療法  
    高い歯を削ったり、低い歯には、接着してブラスチックを貼り付けたり、全体的には歯列矯正という方法がある。
    詳しく書きます
    歯ぎしりの種類 1 口 破壊 歯ぎしり→悪い歯ぎしり
    2 .全身破壊 歯ぎしり→悪い歯ぎしり
    3. 良い 歯ぎしり
    ハギシリの音では
    ・エントリーNo.1 カエル型 Tさん26才 うめき声の後、カエルの鳴き声のような歯ぎしりをしていた
    ・エントリーNo.2 拍子木型 Uちゃん5才 寝言の後、カチンと音のする歯ぎしりをしていた
    ・エントリーNo.3 獅子舞型 Aさん64才 超高速で歯を打ち鳴らし、連打する歯ぎしりをしていた

    口破壊歯ぎしりによる影響
      →歯の変形で発音に支障をきたしたので、人前に出るのを極端に嫌っていたと考えられる

      ・歯の摩耗、破損→知覚過敏、歯周病、虫歯が起こる →歯が削れ小さくなったり、神経がむき出しになったり、歯が鋭利になってしまったり、歯の中がえぐれてしまったり、歯が割れてしまったりする

      噛む力 ランキング
      ライオン  310kg サメ 280kg シェパード(大型犬)200kg
      チワワ(小型犬) 120kg 成人男性 70kg
      ライオンの310kgの意味は、1cm四方のところに、310kgの重さのものが乗っているということ

      歯ぎしりの力
      歯ぎしりを長年してきた4人の方の、起きている時の噛む力と 睡眠中の歯ぎしりの力を測りました

          口破壊型の悪い歯ぎしり→強すぎる力で噛むのが悪い歯ぎしり

          ☆女性1 起きている時→34.5kg、歯ぎしりの力→27.4kg →良い歯ぎしり

            →口破壊型の悪い歯ぎしり→強すぎる力で噛むのが悪い歯ぎしり
            歯ぎしりの音の大きさと、歯ぎしりの良し悪しは無関係
            良い歯ぎしりの効果
            逆流性食道炎を防ぐ
            ・「逆流性食道炎」は、いやな胸焼けや胃のもたれ、時には激しい胸の痛みが襲う病気。胃酸などが胃から逆流することで、食道に炎症がおこる。患者数は1200万人 →逆流性食道炎を歯ぎしりが防いでくれる
            ・胃酸が逆流し、食道の中が強い酸性になる →歯ぎしりすると、反射的に唾液が出て、飲み込む
            →唾液が食道の胃液を中和して、炎症を防ぐ  (鹿児島大学 矯正歯科 Dr宮脇正一)

            胃潰瘍を防ぐ
            ・マウスの実験で、歯ぎしりの時間が長くなるほど、胃潰瘍の発生率が減った
            ・人間の研究でも、歯ぎしりでストレス物質が減るという研究

            口破壊 歯ぎしりの見分け方

            骨隆起口の中にできる骨の盛り上がり
            →上あごや下歯茎の内側に、骨が出たふくらみがある。触ってみるとわかる
            →長い間かみしめていた力が歯から骨へ伝わって、力が集中したところがひずんで、骨が盛り上がってくる
            →骨が盛り上がることは病気ではないので、気にすることはない。しかし大きくなると、舌が入りにくくなり、発音しにくいことがある

            さび状欠損力が集中する部分にヒビがは入り、壊れた状態の歯→歯の付け根に力が加わると、細かいヒビが入って、歯がポロポロと壊れてくる。それがくさび状に奥深くまでいく
            <起床時のアゴのだるさ>   朝起きたとき、アゴがだるいとか痛いという症状がある

            解説
            ・歯ぎしりは現代社会ではストレス発散のためにした方がいい
            ・ストレスがあると血糖値も上がるし、血圧も上がる。それを歯ぎしりが抑えてくれるという研究結果もある
            ・子どもは歯の生え変わりのときに歯ぎしりをする。それは歯ぎしりすることによって、アゴも発育するので良いこと。子どもの歯ぎしりはほとんど心配ない

            全身破壊 歯ぎしり  音のでないくいしばり型
             Kさんという女性は、朝起きたときのアゴや肩の疲労感に20年以上悩まされていた
            →口の中の骨が盛り上がっていたが、寝ているときの様子を観察すると、まったく歯ぎしりしない
            →肩の硬さは、寝る前35→起床後48と硬くなっていた
            →実は、寝ている時、力いっぱい歯を噛みしめていた。こすらないので音がしなかった
            歯を噛みしめていると、噛む筋肉と同時に腰の筋肉にも力が入る
            →人間はここぞというとき、歯をくいしばる。そうすると限界以上の力が出る
            →でも、まったく必要ないときに歯を噛み締めることで、全身の筋肉を疲労させている
            →「頭痛」「首の痛み」「腰痛」「肩こり」「ひざ痛」などの症状が出たり、筋肉が神経を圧迫し
            「めまい」「視力低下」「耳鳴り」などの症状が出たりする

            ・音の出る歯ぎしりでもこういう症状があるが、音の出ない噛みしめは見つかりにくい
            解説 
            ・噛みしめの強い歯ぎしりはやっかい。音もしないし、歯もすり減らないので
            ・噛みしめも長い間に力がかかり続けるので、起こる症状は、骨隆起、くさび状欠損、起床時のアゴのだるさ
            ・全身破壊歯ぎしりと口破壊歯ぎしりの見分け方は同じ

            治療法→悪い歯ぎしりは より良い歯ぎしりに変えよう
            ・歯ぎしりは治らないので、悪い歯ぎしりを良い歯ぎしりに変える
            ・多かれ少なかれ誰でも歯ぎしりしている。歯ぎしりしてない人はいない。歯ぎしりは病気ではない
                 歯に直接強い力がかからないようにする。これをすれば音もしないので楽になる
              ・軽い歯ぎしりをやっているという噛み合わせに変えてやるということで、歯ぎしりをしながら、ストレスを発散しながら、しかし口も壊れないし、体も壊れないという噛み合わせを作るということ
              →歯を削ったり、ちょっと物を付け足したりすることで治す場合もある
              ・全体を治す場合は歯列矯正という治療法になる・