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医学の連携 分断されたままの診療知識(変曲点)

1987年

0810 朝日新聞より
顎関節(がくかんせつ)症という、体の故障がある。
歯科治療などで歯のかみ合わせが狂い、顎(あご)の関節がやられる。痛い、開かない。上手に治してもらわないと、手を加えるほど悪化する。運にもよるが、厄介だ。  顎関節症で、顎の症状は出ず、頭痛や肩こり、首の痛み、はては腰痛まで起こるタイプもかなり多いらしい。らしいというのは、実態をだれも知らないからだ。歯科とそれ以外の医学とが、別の領域だから、全容を捕らえている人がいないのだ。  医師(歯科医ではない)は、歯科を知らない頭痛、肩こり、腰痛が、かみ合わせから来たとは、思ってもみない。薬を出し、けん引療法などを試みる。治らない(治るはずがない)で、神経がおかしいと診断する。  「本当に私は神経がおかしいのだと、何度も思いました」。患者が何人もいう。  たまたま歯科知識のある医師に出会うか、他の治療でかみ合わせに熱心な歯科医を訪れるか、新聞を読むなどで思い当たるかで、やっと治療の道が開く。治療も厄介だが、入り口から苦労が多い  頭痛、肩こりのかなりの原因が、かみ合わせだという。なのに実態も、有効な治療法も進まない。歯科と、まったく別々の内科、整形外科などとの連携は、現状では無理とあきらめざるを得ない。と言うのは、これほど極端でないのに、診療科ごとに知識が分断され、患者に最新知識が届かない例が、実に多いからだ。時には同じ科でも、他分野の知識が伝わらない。

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痛風はいい薬ができて、プリン体を含む食物の制限は通常不要になったのに、心臓病の名医が「動脈硬化に痛風が関連しているなら、プリン体を控える」などと言う。前立せん肥大手術の名手が、がんの温熱療法を知らない。われわれが取材する研究熱心な医師でさえ、こうだ。
医学の知識は、患者まで到達しないと、効果がない。個々の研究は、業績などの動機で進む。いまやそれ以上に、「分野間の連携」を進める動機づけを、みんなで大いに考える必要がある。いい知恵がないものか。


1987年

0810日朝日新聞より ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
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